2026.4.24
長岡サンコーの仕事について学ぼう「第1回:生コン編」
いつも長岡サンコーのホームページをご覧いただきありがとうございます。
突然ですが、私たちが日々さまざまな現場へお届けしている「生コン」について、
どれくらいご存じでしょうか。
建物や道路の工事に欠かせないもの、というイメージはあっても、
詳しく知る機会はあまりないかもしれません。
そこで今回は「生コン」とは何か、
その基本について分かりやすくご紹介していきます。
「生コン」とは
「生コン」とは「生コンクリート」の略で、
コンクリートとして固まる前の状態のものを指します。
水・セメント・砂を混ぜたものは「モルタル」と呼ばれます。
そこに骨材と呼ばれる砂利を加え、しっかりと練り合わせることで生コンになります。
さらに、コンクリートの強度や性能を高めるために混和剤(こんわざい)を加えることもあります。
生コンは時間の経過とともに固まってしまう性質があるため、
かつては現場ごとに手作業で練り上げる「現場練り」をすることが多くありました。
「現場練り」は手間も時間もかかる上に、各所で作るため品質もバラバラでした。
しかし現在では、「プラント」と呼ばれる専用設備を活用し管理することで、
常に安定した品質の生コンを効率よく生産し、現場へ供給できるようになっています。
なぜ生コンは固まるの?
では、そもそもセメントはなぜ固まるのでしょうか。
実はセメントは、乾くことで固まるのではなく、
水と反応することで固まるという性質を持っています。
この反応は「水和反応(すいわはんのう)」と呼ばれ、
セメントに水を加えると化学反応が起こり、少しずつ硬くなっていきます。
そのため、生コンは時間管理がとても重要であり、
適切なタイミングで運搬・打設しなければ、本来の性能を十分に発揮できません。
コンクリートの種類
実はひとことで「コンクリート」と言っても、
さまざまな種類があるのをご存じでしょうか。
コンクリートは使用される場所や用途によって、
材料の配合や水分量を細かく調整し、
現場ごとに最適なものが生産されています。
代表的なものをいくつかご紹介します。
■ 高強度コンクリート
高層ビルなど、通常よりも高い強度が求められる現場で使用されます。
セメントの量に対する水の割合を抑えることで強度を高め、
大きな荷重に耐えられるのが特徴です。
■ 寒中・暑中コンクリート
冬季や夏季など、凍結や急激な水分蒸発が懸念される環境で使用されます。
専用の混和剤を用いることで、凍結や急激な乾燥を防ぎ、
安定した品質を保てるよう工夫されています。
■ 舗装コンクリート
道路や空港など、高い耐久性が求められる場所で使用されます。
摩耗や荷重に強く、ひび割れや劣化を抑えながら長く使えるよう設計されています。
ご紹介したもの以外にも、
コンクリートには用途に応じたさまざまな種類があり、
それぞれに適した品質管理が行われています。
今回は基本的な生コンの説明と簡単な豆知識についてご紹介しました。
「長岡サンコーの仕事について学ぼう」シリーズの次回は、
我々が生コンを生産したあと、現場までお届けするために
使用するミキサー車についてご紹介しようと思います。
